見てわかる、のし紙の基本
短冊のし
形の違いを示した図です。短冊のしのPDF出力は現在未対応です。
短冊のしは、掛け紙の代わりに貼る細長い紙です。 小さな品物や、数を多く配る場面に向きます。 婚礼や弔事など改まった場面では、掛け紙を使うのが無難です。
どういうものか
掛け紙は品物の胴回りを覆いますが、短冊のしは包装の上に貼るだけです。 幅はおおむね5〜9cm、長さは15〜25cm程度。 水引と熨斗、表書きと名前が、細長い紙に収まっています。
もともとは簡略化した形ですが、包装紙の柄を隠さずに済むこともあり、 店頭では広く使われています。
向く場面・向かない場面
| 向く | 向かない | |
|---|---|---|
| 場面 | 挨拶まわりの粗品/記念品/数を多く配るとき/小さな品物 | 婚礼(結婚祝い・引き出物)/弔事(香典返し・法要の返礼)/改まった贈り物 |
| 理由 | 貼るだけなので数をこなしやすく、小さな箱でも掛け紙が余りません。 包装紙の柄も隠れません。 | 簡略化した形なので、格を求められる場面では軽く見えます。 相手や地域によっては失礼と受け取られます。 |
「短冊は失礼」と一律に言えるものではありません。
百貨店でも短冊で対応する場面はあります。
判断の軸は、その贈り物にどこまでの格が求められるかです。
貼り方
- 包装した品物の正面を決める 箱の正面、または天面のうち、相手が最初に目にする面です。
- 中央やや上に貼る 真ん中より少し上のほうが、収まりよく見えます。
- 包装からはみ出さない大きさにする 短冊が品物より大きいと不格好です。 小さな品物には、それに合う幅の短冊を使います。
- まっすぐ貼る 細長いぶん、傾きが目立ちます。端を基準にして位置を合わせます。
弔事の短冊
弔事にも短冊は使われますが、改まった場面では掛け紙が無難です。 使う場合は熨斗の絵柄がないものを選びます。 水引は黒白、または地域によって黄白の結び切りです。
このサイトでの代わりの作り方
当サイトは現在、短冊のしの出力には対応していません。 近いことをしたい場合は、いちばん小さい規格サイズ「豆のし」(天地152×左右269mm) を選ぶと、小さな品物に合う掛け紙が作れます。
箱の寸法を入れて計算すれば、その品物に合う大きさが決まります。
出典
短冊のしの扱いは商慣習であり、公的な一次資料はありません。
以下はのし紙を扱う事業者の案内です。「公式」ではありません。
また「どこまで許容されるか」は地域と相手によって差が大きい部分です。